死体は見世物か

「人体の不思議展」をめぐって

1000万人近くを動員した「人体の不思議展」。死体標本の一般展示は死者への冒涜ではないか―倫理的諸問題を提起する。

著者 末永 恵子
ジャンル 政治・社会・労働
自然科学
出版年月日 2012/08/06
ISBN 9784272330775
判型・ページ数 4-6・216ページ
定価 本体1,800円+税

死体の標本を一般展示する「人体の不思議展」は日本中を巡回し、延べ980万人を動員した。死者への冒涜、本人や家族の了解がないことなど、倫理的諸問題を明らかにし、学界、自治体、マスコミの責任を追及する。

序章 死体の処遇を考える
 1 死体とは何か
 2 死体の展示は認められるか

第1章 世界初のプラスティネーション人体標本の一般公開
 1 プラスティネーション標本
 2 導入の経緯
 3 展示の概要
 4 展示への反響
 5 商業的巡回展示へ
 6 ハーゲンスの標本による巡回展示
 7中国製標本の展示へ

第2章 「人体の不思議展」はなぜ問題なのか
 1 死体の尊厳
 2 法的問題点
 3 反対運動

第3章 「人体の不思議展」を支えた構造
 1 医学界
 2 行政
 3 マスコミ
 4 観客
 5 中国

第4章 諸外国における人体展示―規制と反対運動を中心に
 1 ドイツ  
 2 アメリカ 
 3 フランス 
 4 その他の国々

第5章 死体利用の歴史―収集と展示および解剖学実習を中心に
 1 収集と展示の起源
 2 学術を目的とした死体の収集と展示
 3 解剖学実習のための死体の利用

終章 死体の将来
 1 死体の今
 2 これからの死体

あとがき
参考資料 日本におけるプラスティネーション(プラストミック)人体標本展

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