僕の知っていたサン=テグジュペリ

『星の王子さま』を捧げられたウェルト。二つの世界大戦のはざまで出会い、深い友情で結ばれた二人の「魂の共鳴」が静かに響く。

著者 レオン・ウェルト
池澤 夏樹 巻頭エッセイ
藤本 一勇
ジャンル 芸術・文学
出版年月日 2012/09/20
ISBN 9784272600502
判型・ページ数 4-6・208ページ
定価 本体2,000円+税

フランスで再評価高まるウェルトの邦訳初刊行
本書は「城砦」、「素描」、「庭師」の三篇からなる『僕の知っていたサン=テグジュペリ』に、『33日間』、『証言 1940–1944年の日記』の抜粋、サン=テグジュペリの死後10年目の夏に書かれた日記の抜粋、写真、サン=テグジュペリからレオン・ウェルトに宛てられた手紙、二人の年譜を加えて編まれた。

「レオン・ウェルトはサン=テグジュペリの友人である。言葉の真の意味での友人。思想の共鳴ではなく魂の共鳴で結ばれた相手。ウェルトが「けれども、僕らの友情は、思想の凡庸な一致などというものを超えたものだ」と言うのはそういう意味である」。
池澤夏樹(「巻頭エッセイ」より)

「このテクストは単なるサン=テグジュペリとの思い出話でもなければ、友人サン=テグジュペリへの称賛文でもない。ウェルトが書いているように、これは「中断されてしまった対話」である。……ここには対話の本質、またはウェルトとサン=テグジュペリの友情の本質がある」。
藤本一勇(「訳者あとがき」より)


表紙:サン=テグジュペリからレオン・ウェルトへの手紙
(本書56ページより)

 


☆毎日新聞ほか各紙誌で紹介!『僕の知っていたサン=テグジュペリ』☆

レオン・ウェルト『僕の知っていたサン=テグジュペリ』が毎日新聞(2012/11/18)、週刊文春(11/8)、週刊金曜日(11/9)ほか各紙誌で紹介されました。

≪「小さな男の子だった時のレオン・ウェルトに」――。この一節にハッと思い当たる人は少なくないのではないか。本書の著者は、サン=テグジュペリの『星の王子さま』冒頭にある献辞の相手なのだ。(中略)本編では、批評家ウェルトが未完の遺稿『城砦』を論じる。亡き友との「中断された対話」を再開するかのように。サン=テグジュペリの温めた思想が浮かび上がる。(中略)池澤夏樹氏の巻頭エッセイと詳細な脚注がより深い理解へと導いてくれる。≫
(毎日新聞の書評より)

巻頭エッセイ  『城砦』に至る沙漠の道   池澤夏樹
僕の知っていたサン=テグジュペリ
 序幕/供述 1940–1944年 或る日記の抜粋/何通かの手紙…… 1939–1940年
 僕の知っていたサン=テグジュペリ 城砦/素描/庭師
 写真 アンベリュー飛行場 1935年夏
    シャントメルル、サン=タムール、1936年夏
    ラ・フォイユリ、ラ・ヴァレンヌ=ジャルシ、1940年夏
 とりとめのないノート
訳者あとがき   藤本一勇
レオン・ウェルトとアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの交流に関する伝記上の目印

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