「問題」としての青少年

現代日本の〈文化-社会〉構造

戦後日本社会で批判的に語られてきた青少年「問題」の意味と変容を時代のなかに位置づけ、「社会」問題として俯瞰的に捉え直す。

著者 中西 新太郎 
ジャンル 政治・社会・労働
教育・保育・子育て
出版年月日 2012/12/14
ISBN 9784272350377
判型・ページ数 4-6・408ページ
定価 本体3,000円+税

いじめ、暴走、リストカット、引きこもり…。戦後日本において青少年「問題」は、〈健全-有害〉という図式で批判的に語られてきた。その意味と変容を時代のなかに位置づけ、「社会」問題としての青少年問題を俯瞰的に捉え直す。

Ⅰ 「問題」としての青少年
1 「問題青少年」の語られ方
2 太陽族という名づけと自己認知

Ⅱ 青少年問題の現代類型――始点としての七〇年代
1 青少年病理と教育荒廃言説
2 企業主義秩序下の職業的社会化とその矛盾
3 「家族病理」という青少年問題類型
4 家族病理論の矛盾
5 「よりよい学校」への入学をめざす競争と教育の階層化
6 学校(教育)秩序の機能不全――「校内暴力」認識をめぐって
7 校内暴力からいじめへ?
8 教育競争の家族問題化

Ⅲ 日本型消費文化と社会化様式の変容
1 消費文化と青少年問題認識
2 消費社会化と生活・文化行動圏の変容
3 青少年向け消費文化の肥大化
4 メディアを介した同世代の社会圏形成

Ⅳ 社会化過程がはらむ矛盾と離脱の試み
1 自己を問題化する径路と様式
2 「なりたい自分」に近づくという課題
3 変化する社会化過程
4 排除と包摂の日本的形態
5 共感動員の葛藤と矛盾
6 社会的孤立の内閉化機制と「欄外の自己」

終章 青少年問題を「社会」問題としてとらえ直す
1 青少年問題における日本版ジェントリフィケーション
2 迂回的社会化過程のポテンシャル

関連書籍

SHOPPING ご注文

3,000円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加