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近代日本思想論Ⅲ 丸山眞男と戦後思想

死後15年を経て、いまなお賞賛と論難のなかにある丸山眞男。その主要な著作の再考察により、新たな丸山論・戦後思想論を探求する。

著者 吉田 傑俊
ジャンル 哲学・思想・心理
出版年月日 2013/11/08
ISBN 9784272439034
判型・ページ数 4-6・288ページ
定価 本体2,800円+税

「丸山はなぜ天皇制イデオロギーとマルクス主義をその生涯の『主敵』とした のか?」(本文より)。死後15年を経て、いまなお賞賛と論難の中にある丸山眞男。その主要な著作の再考察により、新たな丸山論・戦後思想論を探求する。

序章 戦後思想としての「丸山眞男問題」  
(一)丸山眞男と戦後時代
(二)丸山と戦後時代の相互媒介性
(三)戦後時代と戦後思想の問題性

第一章 戦後思想の理念形成   
(一)戦前におけるファシズム批判と「近代」の追究
 (1)丸山の思想出立としての「政治学に於ける国家の概念」
 (2)近代形成思想の原点―『日本政治思想史研究』
  (二)戦後初期の民主主義理念の形成―『増補版 現代政治の思想と行動』

第二章 政治学の「転回」と安保闘争一マルクス主義への対峙
(一)「政治学」の変容―実体論から機能論へ  
 (1)ラスウェル紹介と現代政治論
 (2)「政治化」の時代への対応
 (3)政治学の「転回」過程 
(二) マルクス主義への理論的批判 
  (1)「戦争責任論の盲点」の日本共産党批判
  (2)マルクス主義における「進歩」と「反動」概念批判
 (3)「近代化過程」における日本共産党批判
   (三)「抵抗」運動としての安保闘争  
     (1)安保闘争時の言論  
     (2)安保闘争の総括
     (3)「永久革命としての民主主義論」について

第三章 「シヴィク・ヴァーチュー」論と「古層」論の探求―天皇制イデオロギ-
への対峙
(一)日本思想史研究の新たな方向
 (1)『日本政治思想史研究』の自己批判
 (2)「開国」論のパースペクティヴ
(二)「シヴィク・ヴァーチュ」論と「古層」論の探求 
  (1)「シヴィク・ヴァーチュ」論の探求―「忠誠と反逆」
 (2)「古層」論の措定―「歴史意識の『古層』」
  (3)「古層」論の新たな展開
(三)「シヴィク・ヴァーチュ」論と{古層}論の相克  
 (1)「古層」による日本思想の一般的「変容・修正」形態
 (2)「古層」と日本的諸思想との相克

第四章 丸山思想における<真性近代>創出論の意義と限定 
(一)<真性近代>創出論の射程
(二)<真性近代>創出論の方途

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