沖縄ジェンダー学1 「伝統」へのアプローチ

琉球大学国際沖縄研究所が主体となって進めてきたプロジェクトの成果の集成。第1巻では沖縄の伝統文化と表象の問題を検討する。

著者 喜納 育江 編著
ジャンル 政治・社会・労働
哲学・思想・心理
歴史・地理・伝記
出版年月日 2014/03/28
ISBN 9784272350513
判型・ページ数 A5・296ページ
定価 3,740円(本体3,400円+税)

沖縄という地域に根ざし、新たな文化の創造を目指す 

琉球大学国際沖縄研究所が主体となって5年計画で進めてきたプロジェクトの成果を集成する全3巻シリーズ。第1巻では、沖縄の伝統文化とジェンダー研究の接点を探る。

シリーズ刊行によせて

序章 沖縄とジェンダー――伝統としての「祈り」(喜納育江)


第1章 男系原理と女性の霊威(赤嶺政信)
第2章 前近代琉球の家族・夫婦・親子をめぐる権力関係(豊見山和行)
第3章 琉球芸能における女形(大城 學)
第4章 琉球諸語のことわざの表現形式にみる女性(かりまた しげひさ)
第5章 しまくとぅば意識と活動にみられる男女差(石原昌英)


第6章 近代と非近代のあいだ――石牟礼道子のまなざしの射程(結城正美)
第7章 抑圧された記憶の回帰――目取真俊の「魂込め」を読む(スーザン・ブーテレイ)


第8章 「沖縄的身体」の所在――舞踏と文学における言葉の接点(崎山多美×高嶺久枝)

補論
補論1 台湾の植民地化と先住民女性の抵抗(梁 一萍)
補論2 インド女性の伝統と社会運動(アパルナ・バハッタチャルヤ)

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索引

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