月刊 クレスコ 6月号(no.159)

土曜授業の推進は、子どもの学力を高めるのか? 子どもの発達に与える影響は? 冷静な議論のために。

著者 クレスコ編集委員会 全日本教職員組合(全教)
ジャンル 定期刊行物
出版年月日 2014/05/23
ISBN 9784272793594
判型・ページ数 B5・48ページ
定価 524円(本体476円+税)

特集=どう考える? 「土曜授業」

文部科学省「土曜授業に関する検討チーム」は、昨年9月、「最終まとめ」をおこない、「土曜授業」推進に向け動きはじめた。11月には、各地方教育委員会の判断で「土曜授業」を実施できるよう学校教育法施行規則が一部改正された。そして、2014年度予算では、「土曜日の教育活動推進プラン」が盛り込まれた。
こうしたなかで、「土曜授業」の実施を突然、提案する自治体も出てきている。
「土曜授業」についてどう考えればよいのだろうか。多すぎる授業時数、削られる学校行事、忙しすぎる子どもたちの生活、教職員の勤務実態など、さまざまな視点からまとめた。

【情勢と課題】「土曜授業」をめぐる政策動向と私たちのとりくみ……中村尚史
【東京からの報告】土曜授業の始まりとおしつけに反対するとりくみ……尾崎 優
【千葉からの報告】市内教職員の1割以上から集まった「一言」を力に……寺田勝弘
【山口からの報告】県下初の土曜授業と措置要求……三戸 純
【埼玉からの報告】「土曜公開授業」実施にかかわる現状と課題……三田芳男
【保護者から】せにゃあいけんの? 土曜授業……西本佐和
【保護者から】子どもたちの学校生活が楽しいものであるように……永井世津子
【高校生の声】やりたいことのできる大切な時間……S・Y
【高校生の声】土曜授業があると困ること……本 和希
【余暇と土曜授業】ゆとりが醸し出す想像力……増山 均
【学力と土曜授業】土曜授業で学力は向上するのか……梅原利夫


〈私の出会った先生〉普通に生きる……米倉斉加年
〈憲法が生きるとき〉「読む権利」を地域で、学校で……山家篤夫
〈世界の取材現場から見た日本〉教科書は一体誰のためのものなのですか?……金平茂紀
〈子どもとスポーツのイイ関係〉スポーツで何を学ぶのか……山田ゆかり
〈ちょっと気になる子どもたちの“いま”〉スマホ 学校での対応策 その1……古野陽一
〈子どもの本のもつちから〉いまどきのパパとキャンプに行けば……清水眞砂子
〈教職員とディーセントワーク〉責任もやりがいもあるけれど、教師にだってゆとりが必要!……鈴木飛鳥
〈本との対話〉メディアと権力との関係を知るために……高田昌幸
〈子どもたちの生きる世界と向き合う〉子どもの「困り感」に寄り添う……早川未也子
〈教育最前線〉7割の教育委員が政治介入に反対……子ども全国センター
〈みんなで学ぼう! 出産・子育て〉「親になる」その心がまえ……平岡友良
〈名画に出会う〉グスタフ・クリムト「人生は戦いなり(黄金の騎士)」……堀尾真紀子
〈この映画 見ましたか?〉「変身――Metamorphosis」……海南友子

萩トモロ―の4コマ漫画

撮影校 広島・崇徳高等学校

 

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