子どもの悲しみによりそう

喪失体験の適切なサポート法

子どもの喪失体験(親しい人の死、ペットの死、親の離婚、引越)を援助する人のために、効果的なプログラムを実例を示して解説する。

著者 ジョン・ジェームス
ラッセル・フリードマン
レスリー・ランドン
水澤 都加佐
黒岩 久美子
ジャンル 哲学・思想・心理
教育・保育・子育て
出版年月日 2014/06/20
ISBN 9784272420162
判型・ページ数 4-6・272ページ
定価 本体2,400円+税

子どもの喪失体験(親しい人の死、ペットの死、親の離婚、引越)を、大人はどのように援助したらよいか。新しく開発された効果的なプログラムに沿って、実例を示して解説する。子どもの人生に希望をとりもどすために必読の書。

【「はじめに」より】
 日本の皆様、とくに福島をはじめとする被災地の子どもたちへ
 本書の第一〇章に、私たちが親と保護者にこういう質問をする場面があります。
「今までに一度もスキューバダイビングをしたことがない人から、スキューバダイビングの訓練を受けますか?」というものです。答えは、明らかに「いいえ」です。
 東北地方を中心に幅広く襲った地震と津波、そして福島の原子力発電所の事故は、すさまじい被害と同時に計りしれない深い悲しみをもたらしました。その衝撃は、物質的な、あるいは情緒的な問題にかぎられたものではありません。人々は終わりの見えない再建の中で、繰り返し災害を思い出し、悲しみはたえまなく続き、また眼に見えない放射線の恐怖と健康被害の不安の中におかれています。
 私たち大人は子どもたちに読み書きを教えたり、安全に暮らしたり、今日の社会に適応し、未来への希望を育んでもらいたいと努めます。こうした課題が重要であると同様に、生活に大きな影響を与える喪失体験にいかに対処するかを、子どもたちに教えることが必要なのです。
 子どもにとって、人の死や親の離婚は大きな喪失感を生みだしますが、それ以外にも四〇を越える悲しみの感情を生み出す出来事が存在します。とくに被災地の方たちにとっては、重なる喪失体験とそこからひきおこされる悲しみの感情に対処する、適切で効果的な方法が必要とされていることでしょう。
 私たちが培ってきた悲しみへの対処法を、ここに心をこめて日本の皆様へお届けします。
 私たちは、喪失に効果的に対応すれば、それらが蓄積したり悪化したりしないことを知っています。
 そしてまた、過去のつらい出来事を繰り返し体験したり、将来の不安が根を下ろしたりしないようにしなければなりません。そのために本書がお役にたつことを心より願っています。
     ラッセル・フリードマン、ジョン・ジェームス、シャーマン・オークス、レスリー・ランドン

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