唯物論研究年誌第19号 転換する支配構造――安倍政権的なもの

経済、統治、生活の場面から安倍政権の特殊性と普遍性を浮き彫りにし、新自由主義と軍事大国化からの転換の可能性と課題を探る。

著者 唯物論研究協会
ジャンル 哲学・思想・心理
出版年月日 2014/10/24
ISBN 9784272439096
判型・ページ数 A5・240ページ
定価 本体3,500円+税

日本は今、大きな岐路に立っている。戦後日本の大転換をめざす安倍政権の特殊性と普遍性を、歴史的に把握し、経済、統治、生活の場面から分析。新自由主義と軍事大国化からの転換の可能性と課題を探る。

■特集 転換する支配構造──安倍政権的なもの
『標的の村』が呼び起こす市民の力――監督三上智恵さんに聞く、沖縄の危機、日本の危機(三上智恵)
安倍政権と戦後システムのゆらぎ――同一の未解明の歴史的課題のさまざまな解き方(雨宮昭一) 
安倍政権と日本の貧困――弱者を憎む強者(後藤道夫)
〈教育の政治化〉の力学――民主主義と立憲主義の危機(中田康彦)
成長戦略とコーポレート・ガバナンス――日本経済の構造変化と株主価値重視経営(柴田 努)

■思想のフロンティア
ミヒャエル・ハインリッヒによる「『資本論』の新しい読み方」――『価値の科学』の論理構造(平子友長)
規範・欲望・承認――ピピン、マクダウェル、ブランダムによるヘーゲル『精神現象学』「自己意識章」の規範的解釈(大河内泰樹)

■レヴュー・エッセイ
日本近代の自己認識――諭吉の愉快と漱石の憂鬱(竹内真澄)
福島/市民から見た映画「ハンナ・アーレント」(渡部 純)

■研究論文
マルクス「小経営的生産様式」論の再検討──「小農理論」の視座から(隅田聡一郎)
公的領域の可謬性と抵抗としての活動──H・アレントにおける「始まり」の恣意性と市民的不服従について(間庭大祐)

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