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日韓基本条約が置き去りにしたもの

植民地責任と真の友好

両国での反対運動を押し切り1965年に強行採決された日韓諸条約。「慰安婦」や領土問題など、今に至る「歪み」がわかる遺稿集。

著者 吉岡 吉典
吉澤 文寿 解説
ジャンル 政治・社会・労働
歴史・地理・伝記
出版年月日 2014/11/20
ISBN 9784272521036
判型・ページ数 4-6・352ページ
定価 3,520円(本体3,200円+税)

日韓両国で激しい反対運動が展開されるなか、1965年に強行採決された日韓諸条約。64~70年、植民地支配の清算と南北朝鮮民衆との連帯という視点から、その現場を記した遺稿集。「慰安婦」や領土問題など今に至る“歪み”がわかる。

序文(吉澤文寿)

第Ⅰ部 韓国にたいする眼差し
第1章 南朝鮮学生闘争のめざすもの
第2章 日韓会談にたいする朴政権の論理

第Ⅱ部 人民連帯の歴史への探求
第3章 明治社会主義者と朝鮮─日韓会談反対闘争によせて
第4章 日朝人民連帯の伝統─日韓条約批准阻止闘争のために

第Ⅲ部 日韓諸条約を検証する
第5章 危険な軍事条約=日韓基本条約
第6章 「経済協力」の名による経済侵略
第7章 在日朝鮮人の法的地位処遇協定
第8章 在日朝鮮人の法的地位はどうなるか

第Ⅳ部 「日韓国会」を傍聴して
第9章 日韓新時代と歴史家の任務─「日韓国会」を傍聴して
第10章 「日韓条約」をめぐる日本の思想 

第Ⅴ部 「日韓条約」以後
第11章 本質を鮮明にした「日韓条約」の一年
第12章 朝鮮をめぐる情勢と安保条約─日米共同声明によせて

解説(吉澤文寿)
あとがき―吉岡吉典の日朝友好への思いをうけて(吉岡真美)

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