【大月書店通信】第110号(2018/3/30) - 2018.03.30
輪切りで見える!パノラマ世界史② さまざまな世界像
「輪切り」で世界史を見る絵本、第2巻は750年から1350年。世界各地でさまざまな宗教や思想が発展し、それぞれの世界観が形づくられていた。気候変動が社会に与えた影響など、新たな歴史学の視点もまじえ、中世の世界を描く。
既刊⑤変わりつづける世界(2015年6月刊行)
④大きく動きだす世界(2015年8月刊行)
続刊③海をこえてつながる世界(2016年3月刊行予定)
①世界史のはじまり(2016年1月刊行予定)
(監修者より)
これまでの「世界史」の本や教科書は、世界をいくつかの地域に分け、それぞれの地域の過去から現代に至る歴史を、時間軸にそって説明する、いわば「縦の世界史」でした。対して、このシリーズでは、それぞれの時代において、つねに人類社会全体を見わたし、各時期の世界全体を視野におさめるように努めました。グローバル化が進む現代においては、世界をいくつかの地域にわけて語る「縦の世界史」よりも、地域どうしの交流や人びとの生活のつながりを見る「横の世界史」の重要性が増しています。過去の人類の社会と、現在わたしたちがくらす世界がどのように違い、どこが似ているのかを、このシリーズを読んで考えてみてください。
コラム ネコの歴史
1000年ごろの世界(社会のしくみ/人びとのくらし)
1150年ごろの世界(社会のしくみ/人びとのくらし)
コラム 弦楽器の歴史
1350年ごろの世界(社会のしくみ/人びとのくらし)