【大月書店通信】第110号(2018/3/30) - 2018.03.30
そろそろ、部活のこれからを話しませんか
未来のための部活講義
教師の過酷な勤務実態、体罰・暴言問題等により、部活への関心が高まっている。日本独自の文化である部活は、そもそもどうして生まれたのか。いま何が問題で、これからどうすべきなのか。部活研究の第一人者がやさしく解説。
[推薦]
★内田 良さん(教育社会学者、名古屋大学准教授)
「冷静だけどアツイ! 部活の「過去」を最もよく知る研究者が、ついに「未来」の実践に向けて語りだした!」
★荻上チキさん(評論家、「シノドス」編集長)
「体罰、休日出勤、強制加入――。「ブラック部活」の汚名を返上しなくては。教師も生徒も、地域も保護者も幸せになるための、「部活のこれから」がここにある!」
[書評から]
★濱口桂一郎さん(労働政策研究・研修機構)――「日本独特の部活文化が形成されてくる過程を詳しく説明した本書は、大変面白い」(「hamachanブログ」2017年2月14日)
★生島 淳さん(ノンフィクションライター)――「いま、日本の中学、高校の部活動は岐路に立っているが、それを考えるのにぴったり」(『週刊現代』2017年3月25日・4月1日合併号)
★斎藤美奈子さん(文芸評論家)――「部活が楽しかったという人ほど負の側面には気づきにくい。……これは大人も含めたみんなの問題なのだ」(『朝日新聞』2017年4月30日付)
◎ 表紙画像をこちらからダウンロードできます。 ◎
第2章 部活はいつ始まったのか
第3章 なぜ部活は拡大したのか
第4章 いま部活はどうなっているのか
第5章 部活の政策は何をしてきたのか
第6章 生徒の生命を守れるか――死亡事故と体罰・暴力
第7章 教師の生活を守れるか――苛酷な勤務状況
第8章 生徒は部活にどう向き合っているか
第9章 部活の未来をどうデザインするか
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