マンガで探検! アニメーションのひみつ 3

ゾートロープをつくろう

人間が絵を動かそうとしてきた歴史、動いて見えるしくみをマンガと手づくり工作で学ぶ。ひみつを知るとアニメはもっと楽しくなる

著者 大塚 康生
叶 精二 編著
田川 聡一
わたなべ さちよ
和田 敏克
大塚 康生
ジャンル 児童・ヤングアダルト
出版年月日 2017/07/24
ISBN 9784272614134
判型・ページ数 A4・32ページ
定価 3,080円(本体2,800円+税)
人間が絵を動かそうとしてきた歴史、動いて見えるしくみをマンガと手づくり工作で学ぶ全3巻シリーズ。アニメーターたちによるお手本や自分で描いた絵を動かす体験で、アニメーションへの理解が深まり、楽しみ方が広がる。
人間が絵を動かそうとしてきた歴史、動いて見えるしくみをマンガと手づくり工作で学ぶ
知って、作って、動かすと、アニメはもっと楽しくなる

日本のアニメーション映画誕生100年とされる今年、昨年公開されたアニメーション映画は大ヒットを記録、社会現象とまで言われ、アニメーションの持つ豊かさや表現の可能性にあらためて注目が集まっている。
子どもたちに向けた本書では、「画が動く」ことを楽しめる素朴な遊び心を育み、自分で描いて動きを作り出すという能動的な「創造」へと導くことによって、ふだん何気なく接しているアニメーション作品への理解を深め、楽しみ方をひろげることを目ざした。
幼児期から一方的に映像を享受しつづけ妄想を膨張させてしまう危険性にも注視し、映像との主体的な関わりと学びを通して、アニメーションは人間の創造物であるということ、そして豊かな動きを生みだす想像力の可能性を提示する。
アニメーションの現場で働く人たちへの丹念な取材にもとづく批評で高い信頼を得てきた叶精二による呼びかけで、高畑勲・宮崎駿の師でもあり数多くの名作の作画監督を歴任しながら後進の育成にあたってきた大塚康生をはじめとするアニメーターの方々の協力を得て実現。
各巻は大きくふたつのパートで構成
【前半はマンガ】
舞台は謎の博士のアニメーション研究所。夏休みの自由研究のために中1のナリコと小5の弟リョウは研究所を訪ねる。ただの古い家に見えたその内部にはふしぎなしかけがたくさんあって……ふたりは博士とともに人類史をたどりながら「人間はなぜ絵を動かそうと思ったのか」、「絵が動いて見えるのはなぜか」、そして現在見ているアニメーションはどうやってつくられるようになったのかを「探検」していく。
【後半は視覚玩具づくりにチャレンジ】
コピーして使う型紙とアニメーターによる作り方・遊び方の図解、お手本として視覚玩具用に描いた作品も収録。マンガの進行に合わせて、各巻1点の視覚玩具(第1巻 ソーマトロープ、第2巻 フェナキスティスコープ、第3巻 ゾートロープ)を実際に作り、自分で描いた絵を動かすという体験ができる。

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