ビリー・ホリデイと《奇妙な果実》

20世紀最高の歌の物語

著者 デーヴィッド・マーゴリック
ジャンル 芸術・文学
出版年月日 2003/04/18
ISBN 9784272612109
判型・ページ数 4-6・192ページ
定価 2,200円(本体2,000円+税)

著/David Margolic
原著名/Strange Fruit: Billie Holiday, Cafe Society, and an Early Cry for Civil Rights
「この歌を聴いて
肝をつぶしてへたりこんでしまった」
軽い恋の歌を得意としていたビリー・ホリデイが、「奇妙な果実」を歌い始めた。それは、リンチにあった黒人が、木につるされた姿を歌うものだった。ビリーの転機を生んだかげには…。本書は『タイム』誌がえらぶ「20世紀最高の歌」の誕生にせまり、この歌が世界に与えた衝撃、当時のアメリカ社会の断面--人種差別、社会運動、ジャズ興隆期の興奮--を鮮やかに描く。
ビリー・ホリデイ
Billie Holiday : 1915-1959。不世出の黒人女性ジャズ・シンガー。ハーレムで歌いはじめ、18歳からベニー・グッドマンなど有名バンドの歌手となり、スターダムをのぼるが、麻薬にも侵され44歳で死去。

謝辞

序文[ヒルトン・アルス]

 南部の木々
 『奇妙な果実』を書いたのは私だ
 リンチという悲惨な物語
 カフェ・ソサエティ
 『奇妙な果実』
 ときには完璧なことが・・・
 物語を伝えるということ
 それはあまりにも力強く・・・・・・

訳注
訳者あとがき
人名索引
『奇妙な果実』ディスコグラフィー

同じジャンルの商品

SHOPPING ご注文

定価2,200円(本体2,000円+税)

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

おすすめ書籍