大月 金融辞典

著者 金融辞典編集委員会
ジャンル 経済・経営
出版年月日 2002/04/05
ISBN 9784272111008
判型・ページ数 A5・604ページ
定価 6,160円(本体5,600円+税)
■特色■||[1]金融ビッグバン後、最新の金融辞典。新世紀に入り激動する内外の金融・経済情勢のもとで、金融・金融問題を本格的に解説する最新の金融辞典。||[2]項目数1900項目。最新の用語も多数収録。証券分野を含む金融論の全領域より1900項目を精選。金融の自由化・国際化、金融技術革新と新金融商品(デリバティブス)など最新の現状・動向にも重点をおいて編集されている。||[3]小項目と中項目の体系的な組合せ。「ひく辞典」として便利な小項目、「読む辞典」として充実した中項目。各項目末尾の参照項目や巻末の索引の併用によって、知りたい、調べたい事項のより総合的・体系的な知識が得られる。||[4]執筆者240名。それぞれの分野の第一線で活躍する総数240名の研究者・実務家が執筆。各項目には執筆者名を標記している。||[5]使いやすく読みやすい、手軽に活用できるハンディタイプの本格的辞典。|||■本辞典を推薦します■||北原道貫 (元全国銀行協会常務理事)|三木谷良一(神戸大学名誉教授・前金融学会会長)|杉本俊朗 (横浜国立大学名誉教授)|山家悠紀夫(神戸大学教授・前第一勧銀総合研究所専務理事)|||■刊行にあたって■|| 大月書店から金融辞典が刊行される。この『大月金融辞典』は,次のような金融情勢の激変に対応している。| 2002年1月1日から,欧州12カ国で統一通貨ユーロの流通が開始された。| わが国では,1996年に当時の橋本内閣が日本版金融ビッグバンを提唱したが,97年に北海道拓殖銀行,山一證券,98年に日本長期信用銀行,日本債券信用銀行が相次いで破綻するとともに,不良債権処理問題をめぐる金融危機がいまも続いている。| 米国のIT不況からの回復も依然としてはかばかしくない。| さらに遡って70年代にドルの金交換が停止され,各国の為替は変動相場制に移行した。また金利・株価の変動を回避すべくセキュリタイゼーションが広範に普及した。そればかりでなく,貸出元本,金利,債券,株式などを原資産として,先物,オプション,スワップなどの金融派生商品(デリバティブズ)が新たに登場した。| この金融辞典では,こうした激変する金融情勢の分析に役立つように項目の選定を行った。用語解説のための「引く辞典」に終始することなく,小項目のほかに中項目をも取り入れることにより,索引・関連項目とも併せて,「読む辞典」としての性格も具備するよう配慮した。また,最新の学問的成果を客観的に反映させると同時に,歴史的位置づけ,欧米はもちろんアジア・中南米諸国を含めた国際比較が可能となるようにこころがけた。| この金融辞典には,金融論の理論・制度,金融市場,国際金融,金融政策,金融機関経営,企業財務,個人・家計の金融行動,財政,金融史の諸分野をカバーしているだけでなく,関連する経済学,会計学,法律学などの諸分野も網羅されている。金融の自由化・国際化・エレクトロニクス化に十分な目配りをしたことはいうまでもない。| 執筆者には,研究者に加えて,実務家も多数参加した。| 本辞典の読者としてわれわれが念頭においたのは,金融論を学ぶ学生・大学院生,金融論や経済学の研究者,金融機関関係者,現代の金融に関心を抱く方々などである。| われわれは,この『大月金融辞典』が,読者の広範な関心と必要性にかならずや応えられるものと確信している。ぜひ手にとって活用していただきたい。||2002年1月|金融辞典編集委員会

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