こんなニッポンに誰がした

森永卓郎の政治経済学講座

市場原理主義派(格差推進派)と9条改定派が重なる必然性を解き明かし、米国型の終焉を予測。日本経済の新たなモデルを描く

著者 森永 卓郎
ジャンル 経済・経営
出版年月日 2008/10/20
ISBN 9784272140565
判型・ページ数 A5・144ページ
定価 1,540円(本体1,400円+税)

米国型資本主義の問題が指摘される今こそ、それを範とした小泉構造改革と安倍軍事関連改革の冷静な分析が必要となる。本書ではその分析から、市場原理主義派(格差推進派)と9条改定派が重なる必然性を解き明かし、米国型の終焉を予測。日本経済の新たなモデルを描く。Webマガジン「マガジン9条」の好評連載、待望の書籍化。

「合理的経済人」が唱える“争いを容認する社会”
人の心に存在する「自分だけが幸せになればよい」という気持ちが、不平等や戦争を引き起こす
苦しければ苦しいほど、強いリーダーを求めてしまう。その先にあるのは、不公平な所得の二極分化
経済効果なしの防衛費。なぜこんなに支出し続けるのか?
ミサイルよりも井戸を。防衛費よりも世界の人からの感謝を
テロの根本原因は、市場原理が生み出す、不条理な貧困と不公平感
集団熱狂はなぜ起こるのか。郵政民営化選挙に吹き荒れた“小泉旋風”
「改革を口にしない者は、非国民だ」とする空気のおそろしさ
戦争になる仕組みや世論をつくり出す人の「事前責任」を裁けるのは、国民自身
平等主義、平和主義を唱え、憲法9条を護ろうとしてきた、自民党ハト派の弱体
〔ほか〕

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