現実と向きあう教育学

教師という仕事を考える25章

現場のリアルから出発し希望を語る、教育者の必携書

著者 田中 孝彦
藤田 和也
教育科学研究会 
ジャンル 教育・保育・子育て
出版年月日 2010/02/19
ISBN 9784272412051
判型・ページ数 A5・272ページ
定価 2,750円(本体2,500円+税)

いま教育の現場で教師は、そして子どもたちはどのような現実に直面しているのか?貧困、荒れ、暴力、上からの「教育改革」…学校をとりまく様々な困難を25の視点から読み解き、教師の果たすべき役割をさぐる。教師という仕事を選ぼうとする人の不安・悩み・疑問に応え、ベテラン教師と研究者の協働から生まれた希望の教育書。

こちらで一部をお読みいただけます(PDFファイル)

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 はじめに

Ⅰ いま、教室で起きていること
 1章 教育実践において子どもを理解するとは  山崎隆夫
 2章 子育て家族の困難にどう寄り添うか  大河未来
 3章 生徒との関係をどうつむぐか  佐藤 博

Ⅱ 子どもたちを取り巻く現実
 4章 子どもたちの日常世界  戸高七菜
 5章 子どもを直撃している格差・貧困  鈴木敏則
 6章 今日の子どもの発達困難と日本社会  藤田和也

Ⅲ 子ども理解と教育実践
 7章 発達障害をもつ子どもをどう理解するか  森 博俊
 8章 子どもたちの道徳性が育つということ  奥平康照
 9章 子ども理解と教育実践と教育学  田中孝彦

Ⅳ 学習指導と学力
 10章 毎日の授業づくりで大切なことは何か  荒井嘉夫
 11章 子どもに育てたい学力  梅原利夫
 12章 「全国一斉学力テスト」をどう考えるか  佐藤修司
 13章 学力論議を越えて、学力の質をみる文化を  田中昌弥

Ⅴ 教師の困難と成長
 14章 職場の同僚とどうつきあうか  宮田雅己
 15章 親・地域とつながり共に育つ  宮下 聡
 16章 教員研修はどうあるべきか  佐藤 隆
 17章 教員評価と免許更新制を考える  中田康彦
 18章 現代における教師の仕事  勝野正章

Ⅵ 地域と学校
 19章 なぜ学校に通うのか  久冨善之
 20章 学校統合はなぜ進むのか  境野健兒
 21章 学校が選べるのはいいことか  山本由美
 22章 地域の再生と学校  細金恒男

Ⅶ 現代の日本社会と教育改革
 23章 新自由主義「教育改革」と教育実践の課題  佐藤広美
 24章 新しい日本社会の構築と教育改革  佐貫 浩
 25章 いま何をこそ改革すべきか  久冨善之

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