唯物論研究年誌第27号 「つながる」力の現在地

変容するコミュニケーションのゆくえ

コロナ禍で加速するデジタル化がもたらすコミュニケーションの変容を見据え、新自由主義的な統治に抗する人間関係再編の可能性を探る

著者 唯物論研究協会
ジャンル 哲学・思想・心理
出版年月日 2022/10/14
ISBN 9784272439171
判型・ページ数 A5・224ページ
定価 3,850円(本体3,500円+税)
コロナ禍で加速するオンライン化・デジタル化がもたらすコミュニケーションの変容。他方での、リアルな「ケア的な関わり」の再発見。新自由主義的な統治が強まるなかにあって、それに抗する人間関係再編の可能性を探る。
【特集】「つながる」力の現在地――変容するコミュニケーションのゆくえ
「データ駆動型社会」の幻想と現実――ケア関係の視点から(中西新太郎)
コミュニケーションからレントを獲得する――新自由主義的統治性の下でのプラットフォーマー(森原康仁)対デジタル・ユートピアの賞味期限――インターネットの夢と消費社会の欲望(高山智樹)
新自由主義的な言語観に抗う――人文的な言語の意義はどこにあるか(百木漠)
抗的公共圏の拡大と「熟議的闘技型」対話の創出(池谷壽夫)
インタヴュー 孤立した若者たちとともに社会を作っていく(今井紀明・原口茜)
インタヴュー コロナ禍での夜間保育園における子ども・保護者と保育の現状を聞く(深水高雪・河野友香)

【思想のフロンティア】
統治性研究を用いた現代日本の実証的研究に関する一考察(宮川裕二)

【レヴュー・エッセイ】
〈私たち〉をかたちづくる真理と聴くことの政治(守博紀)

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