世界の「平和憲法」 新たな挑戦

「外国軍事基地禁止」や「軍隊廃止」などをおりこんだ世界の新しい平和憲法を紹介しながら、平和構築を考える新たな視点を提示。

著者 笹本 潤
ジャンル 政治・社会・労働
出版年月日 2010/05/20
ISBN 9784272211029
判型・ページ数 4-6・168ページ
定価 本体1,600円+税

90年代以降、中南米諸国では、「外国軍事基地禁止」や「軍隊廃止」などをおりこんだ新しい憲法が、次々に誕生。お手本の一つは「9条」。本書は、世界の平和憲法を紹介しながら、平和構築を考える新たな視点を提示する。

はじめに いま、世界で平和憲法が動き出している 

1 世界に広がる9条と国際連帯
 ■パトカーに先導されて会場へ――ベトナム「ハノイ大会」
 ■世界の9条認知度に驚く日本の法律家
 ■北朝鮮ウォッチャーの収穫 
 ■国連憲章よりも貴重な「国際的な法」
 ■世界各国の憲法に平和条項を
 ■「9条世界会議」で得たもの
 ■朝鮮半島統一のときにこそ9条をもちたい
 ■軍事的緊張関係があるなかで軍隊をなくすのはむずかしいが……
 ■フランスで9条署名を集める老弁護士
 ■言葉の障害を乗り越えて

2 外国軍事基地も軍隊もなくした新たな憲法 
 ■日本国憲法9条とコスタリカ憲法12条
 ■軍事の予算を教育の予算に
 ■コスタリカの隣国・パナマも軍隊を廃止
 ■中米でくり返される軍事独裁とクーデター
 ■外国軍の軍地基地禁止を勝ち取った「エクアドル新憲法」
 ■軍事基地を追い出したフィリピン市民
 ■外国の軍事基地を認めない憲法の制定――ベネズエラとボリビア
 ■ネパールで制定されようとしている平和憲法

3 法と市民の力で実現する「武器・核なき世界」
 ■戦後60年間戦争をしないで過ごすことができた
 ■自衛のための必要最小限度の実力
 ■韓国憲法と日本憲法のちがい
 ■「武力によらない平和」型憲法の効果
 ■9条から生まれた「非核3原則」「武器輸出3原則」
 ■防衛費のGDP1%枠はいつから?
 ■欧米から来る武器で殺し合うアフリカの青年が願うこと
 ■国連でも議論されている武器の取り引き禁止・核兵器の廃絶
 ■「軍隊をなくそう」と「軍事費を最小限にしよう」の関係
 ■軍拡競争をなくすための方法

4 アジアからみた日米安保
 ■日本の報道と異なる「北朝鮮ロケット発射」
 ■海外からみた日米安保条約
 ■冷戦構造のなかにいる日本・韓国
 ■そろそろ次の時代へ 二つの軍事同盟
 ■慣れてしまっていた自分

5 みえてきた、「武力によらない平和」のつくり方 
 ■その1 市民パワーで米軍基地撤去
 ■その2 「9条+安保・自衛隊」からの脱却
 ■その3 「アジア人権裁判所」の設立
 ■その4 武力によらない平和外交
 ■その5 平和的生存権からのアプローチ
 ■その6 憲法違反に敏感に反応する

おわりに 弁護士の仕事と平和活動の接点

 主な参考文献・参考ウェブサイト

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