復興と離陸 高度成長の時代1

国家と社会の全領域にわたり巨大な変化をもたらした時代。その歴史的特質を、1950年代半ばから60年代半ばまでを中心に描く。

著者 大門 正克
大槻 奈巳
岡田 知弘
佐藤 隆
進藤 兵
高岡 裕之
柳沢 遊
ジャンル 政治・社会・労働
歴史・地理・伝記
出版年月日 2010/10/20
ISBN 9784272520916
判型・ページ数 4-6・408ページ
定価 4,180円(本体3,800円+税)

年平均10%という経済成長なかで、大変貌を遂げた日本社会。第1巻では、1950年代半ばから60年代半ばまでを中心に、国家構造、地域開発、教育、労働、社会保障、ジェンダー秩序などのテーマから、その歴史的特質に迫る。

シリーズ「高度成長の時代」刊行にあたって
はしがき

序 章 高度成長の時代(大門正克)
第1章 地域からみた開発の論理と実態(沼尻晃伸)
第2章 首都圏の経済変貌――商工業の発展と中枢管理機能集積地の出現(柳沢遊)
第3章 〈平和と民主主義のシンボル〉から〈学歴正統化装置〉としての学校へ(佐藤隆)
第4章 高度成長期における国民教育運動と恵那の教育(佐藤隆)
第5章 女性労働者の一九六〇年代――「働き続ける」ことと「家庭」とのせめぎあい(宮下さおり・木本喜美子)
第6章 高度成長期の社会保障――制度の体系化と労働市場への誘導性(大竹晴佳)
第7章 高度成長期の国家の構造(進藤兵)

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