愛することからはじめよう

小林提樹と島田療育園の歩み

私財を投げ出し、社会から見捨てられていた重度の障害児の療育に奔走した、初代園長小林提樹と職員、家族たちの困難な道程を描く。

著者 小沢 浩
ジャンル 社会福祉・社会保障
出版年月日 2011/04/05
ISBN 9784272360680
判型・ページ数 4-6・288ページ
定価 1,760円(本体1,600円+税)

私財を投げ出し、社会から見捨てられていた重度の障害児の療育に奔走した、初代園長小林提樹と職員、家族たちの困難な道程を描く。

刊行によせて(木実谷哲史)
はじめに

一章 芽ばえ
 一 信仰
  ●少年時代
  ●ひとすじの光
 二 はじまり
  ●出会い
  ●初めての子
 三 戦争
  ●軍医として
  ●南へ

二章 蕾
 一 日赤産院
  ●涙
  ●捨て子
  ●寿産院事件と乳児院
  ●守らなければいけないもの
 二 戦い 
  ●法を超えて
 三 道程
  ●「両親の集い」誕生
  ●運命の出会い
  ●多摩村の丘
  ●お金がなくても
  ●心身障害児
  ●日本心身障害児協会誕生
  ●良夫の死
  ●目標への道程
  ●必死の想い

三章 結実
 一 協力
  ●みんなの想いと協力
  ●法の矛盾
  ●拝啓 池田総理大臣殿
  ●拝復 水上勉様
  ●父母の支え
 二 光と影
  ●エンゼルベビー
  ●あっちの空はひかってる
  ●「あっちの空はひかってる」裏話
  ●紙上殺人
  ●秋田おばこの奇跡
  ●ヨハンナ・ヘンシェル
  ●元ちゃん 
  ●中沢千代子
  ●美智子さま
  ●作品展
  ●正義
 三 そして
  ●山川常雄
  ●支えしもの
  ●愛はすべてをおおう
  ●桜
  ●愛することからはじめよう

あとがき
参考文献

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