ケア・協働・アンペイドワーク 労働再審5

揺らぐ労働の輪郭

ケア、ボランティア、コミュニケーション労働…「支払われるべき」労働の境界とは。再生産をめぐる変容と労働概念の揺らぎに迫る。

著者 仁平 典宏
山下 順子
ジャンル 政治・社会・労働
出版年月日 2011/12/16
ISBN 9784272301850
判型・ページ数 4-6・288ページ
定価 2,860円(本体2,600円+税)

ケアワーク、ボランティア、コミュニケーション労働……「支払われるべき」労働の境界はどこにあるのか。ケア/再生産をめぐる社会変容、そして3.11以後の日本における「労働」概念の動揺と再編に気鋭の社会学者たちが迫る。

序章 揺らぐ「労働」の輪郭―賃労働・アンペイドワーク・ケア労働の再編(仁平典宏)
第1章 原発事故と再生産領域の抑圧―開発の社会的費用(渋谷望)
第2章 家事労働の揺らぎと担い手(服部良子)
第3章 ケア労働の分業と階層性の再編―「関係的ケア」から周辺化される労働(山根純佳)
第4章 「新しい認知症ケア」時代のケア労働―全体的にかつ限定的に(井口高志)
第5章 介護サービス・労働市場の再編とNPO(山下順子)
第6章 労働/ケアの再編と「政治」の位置(田村哲樹)
第7章 雇用社会の変容と疑似自営化―利便性の追求と提供を下支えする働き手の記述を踏まえて(居郷至伸)
第8章 完全従事社会―働き方の多様性(福士正博)

同じジャンルの商品

SHOPPING ご注文

定価2,860円(本体2,600円+税)

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

おすすめ書籍