【大月書店通信】第112号(2018/5/31)

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大月書店通信                       2018.5.31発行
Otsuki Shoten Publishers                    第112号
http://www.otsukishoten.co.jp/             (毎月1回発行)
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「大月書店通信」第112号をお届けいたします。

愛媛県今治市で受刑者が逃走した事件が話題になりました。「塀のない刑務所」
と呼ばれる施設の存在を、初めて知った方も多いと思います。

罪を犯した者は、ただ閉じ込めて罰すればいいのか。人権の観点からも、再発
防止の観点からも、真剣に問われるべき課題だと思います。「刑務所に入れば
その社会がわかる」とも言われるように、受刑者たちの実態や生い立ちに注目
することで、実は、日本社会の側が抱えている問題が見えてくるかもしれませ
ん。

5月の新刊『刑務所しか居場所がない人たち』は、自身も服役した経験から、
触法障害者や出所者の支援に奔走する著者による、「障害と犯罪の話」。刑務
所は、社会から排除されつづけた障害者が最後に行きつく「福祉施設」かもし
れないと、鋭く問題提起しています。お手に取っていただけますと幸いです。


■INDEX----------------------------------------------------------
1【新刊案内】 『刑務所しか居場所がない人たち』ほか5月の新刊
2【イベント】 《明日》『右派はなぜ家族に介入したがるのか』公開合評会
3【話題の本】 『犬房女子』『市民政治の育てかた』紹介記事
4【編集後記】


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■新刊案内
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5月の新刊です。お近くの書店にてお求めください。


●刑務所と社会、障害者に優しいのはどっち?
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『刑務所しか居場所がない人たち――学校では教えてくれない、障害と犯罪の
話』
山本譲司[著] 1,500円(税別)
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刑務所は、世間から排除され続けた障害者が最後に行きつく「福祉施設」だっ
た!? 自身の服役経験から現実を知り、触法障害者や出所者の支援に奔走する
著者が、福祉と司法のすきまに落ちる人々の実態を鋭く、優しく説き起こす。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b357417.html

☆CM動画をYouTubeで公開中!→ https://www.youtube.com/watch?v=XSbfMYzWASM

☆試し読みできます→ https://www.yondemill.jp/contents/35124?view=1


●狙われているのは、9条改憲だけではない
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『右派はなぜ家族に介入したがるのか――憲法24条と9条』
中里見博・能川元一・打越さく良・立石直子・笹沼弘志・清末愛砂[著]
1,600円(税別)
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「個人の尊厳」と「両性の本質的平等」を掲げる24条は、9条と並んで改憲のタ
ーゲットとされてきた。――それはなぜか? 「家族」を統制しようとする右
派の狙いを読み解き、24条と9条を柱とする「非暴力平和主義」を対置する。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b357416.html

☆試し読みできます→ https://www.yondemill.jp/contents/35035?view=1

☆本書の合評会が明日6月1日にあります。本号「イベント欄」をチェック!


●いのちの糸を紡ぎ直す。被害者らの願うもの
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『不知火の海にいのちを紡いで――すべての水俣病被害者救済と未来への責任』
水俣病不知火患者会[編] 矢吹紀人[著] 1,600円(税別)
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いまだ潜在的被害者がいるのは、国が被害を矮小化し被害者を切り捨てたから。
水俣病を問うのは、二度と繰り返さないよう叡智を結集するためだ。原告団長
・大石利生の半生、被害者や弁護団の闘いの到達点から歴史的課題を解明する。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b357420.html

☆評論家 佐高信さん 推薦!
「公害というコトバに私は違和感をもつ。チッソという会社によって起こされ
たという意味では企業害であり、県や国がそれを放置したという点では政治害
である。闘いはそれらに対して具体的に行われる。ノーモア・ミナマタの諦め
ない闘いをこの本は活写している。まさに、いのちの叫びの本である。」

☆試し読みできます→ https://www.yondemill.jp/contents/35138?view=1


●特集=子どもたちが輝く特別活動――教科外活動の魅力
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『月刊 クレスコ』6月号 no.207 476円(税別)
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改訂された学習指導要領では、特別活動に関する記述から「楽しく」「豊かな」
の文言が削除された。権利の主体である子どもたちの自治的な取り組みを中心
とする特別活動づくりが求められている今、各地の豊かな実践を紹介する。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b357421.html


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■イベント
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★明日(6/1)『右派はなぜ家族に介入したがるのか』公開合評会★

5月の新刊『右派はなぜ家族に介入したがるのか――憲法24条と9条』の公開
合評会がおこなわれます。

日時:6月1日(金)18時30分~20時30分
会場:文京シビックセンター3階南 障害者会館 会議室(東京都文京区)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
・評者コメント:君島東彦
・執筆者応答:中里見 博、能川元一、打越さく良、立石直子、笹沼弘志、清末
 愛砂
・全体討論

多くの方のご参加をお待ちしております。

◆中里見博・能川元一・打越さく良・立石直子・笹沼弘志・清末愛砂[著]
『右派はなぜ家族に介入したがるのか――憲法24条と9条』1,600円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b357416.html
☆試し読みできます→ https://www.yondemill.jp/contents/35035?view=1


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■話題の本
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★『犬房女子』紹介記事が続々★

3月に刊行した『犬房女子――犬猫殺処分施設で働くということ』。おかげさ
まで多くのメディアでご紹介いただき、さっそく増刷もいたしました。

☆『日本農業新聞』(4月21日付)
☆『ダ・ヴィンチニュース』(4月29日付)https://ddnavi.com/review/454558/a/
☆『毎日新聞』山梨版(5月9日付)  ほか

「(主人公の)和美や玲の生き方は、現状に怒りながらも何をしていいか分か
らない人々に、道を指し示してくれるのだ。」(『ダ・ヴィンチニュース』よ
り)

◆藤崎童士[著]
『犬房女子――犬猫殺処分施設で働くということ』1,600円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b348630.html
☆試し読みできます→ https://yondemill.jp/contents/34195?view=1


★『市民政治の育てかた』週刊朝日で紹介★

昨年11月に刊行した『市民政治の育てかた――新潟が吹かせたデモクラシーの
風』。6月10日投票の新潟県知事選挙を前に、文芸評論家の斎藤美奈子さんが
紹介記事を書いてくださいました(『週刊朝日』6月1日号)。
https://dot.asahi.com/ent/publication/reviews/2018052200039.html

「いや~、選挙は1日にしてならずなんだね。『新潟方式』は一貫して市民主
導だった点に特徴がある。……次もやってくれそうな予感。ガンバレ新潟!」

◆佐々木 寛[著]
『市民政治の育てかた――新潟が吹かせたデモクラシーの風』1,600円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b314253.html
☆試し読みできます→ https://yondemill.jp/contents/32018?view=1


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■編集後記
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米朝対話により、朝鮮半島が平和に向かうとする雰囲気が広がっています。戦
争が避けられたことに安堵するのは当然ですが、かの人権抑圧体制を温存する
ことで当面の緊張を避けるのを、「平和」と呼んで満足しているだけでいいの
でしょうか。「非核化」よりも、北朝鮮に人権を実現することが最優先のはず
です。そもそも、北朝鮮の人々が、国内外の情報に自由にアクセスし、自由に
意見を発信する権利を持たないかぎり、秘密の核開発に人民を動員するのは容
易であり、検証可能な非核化など困難でしょう。米朝交渉の結果、「経済支援」
がおこなわれるとして、それが軍事独裁政府にカネを渡すだけに終わるのか、
それにとどまらない社会変化(財産権の保護、自由な労働移動、効率的な情報
流通など)の糸口になるのか、そこに注目したいと思います。(Q)


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