「大月書店通信」第102号(2017.7.31)

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大月書店通信                       2017.7.31発行
Otsuki Shoten Publishers                    第102号
http://www.otsukishoten.co.jp/             (毎月1回発行)
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「大月書店通信」第102号をお届けいたします。

「ポピュリズム」という言葉には、「大衆におもねる人気取り」といった悪い
印象がつきまといます。しかし欧米では、若者をはじめとする民衆の要求に応
えて躍進する左翼政治家たちが、誇りをもって「ポピュリスト」を自称するこ
とも少なくないようです。

去る6月のイギリス総選挙で、大学無償化、公営住宅建設、最低賃金引き上げ
などを大胆に主張したコービン党首の労働党が、保守党政権を返り討ちにした
経過は劇的でした。混迷する日本の政治状況を打開するうえでも、「ポピュリ
ズム」の再検討がひとつの鍵になるかもしれません。

7月の新刊は、『ポピュリズムと「民意」の政治学――3・11以後の民主主義』
ほか3点。ぜひご一読ください。


■INDEX----------------------------------------------------------
1【新刊案内】 『ポピュリズムと「民意」の政治学』ほか7月の新刊
2【話題の本】 『茶色の朝』『生きたかった』
3【イベント】 全国保育団体合同研究集会 in 埼玉
4【連載】 須藤遙子「愛妹通信――自衛隊広報レポート」第27回
5【編集後記】


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http://www.otsukishoten.co.jp/news/n19322.html


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■新刊案内
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7月の新刊です。お近くの書店にてお求めください。


●《たちまち増刷》あの日以降、私たちが経験してきた政治とは
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『ポピュリズムと「民意」の政治学――3・11以後の民主主義』
木下ちがや[著] 2,400円(税別)
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左右を問わず、人々の怒りを汲み上げ「民意」を具現するポピュリズムが既成
の政治体制を揺り動かしている。社会運動の現場で分析を重ねてきた「行動す
る政治学者」が現代政治のダイナミックな動態をリアルタイムで捉えた論集。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b307556.html

☆小熊英二さん(社会学者)推薦☆
ポピュリズムの原義は、既存の諸勢力に代表されない「人民の力」である。バ
ラバラの「世論」が集合的な「民意」に転化する一瞬の可能性を現代に見出そ
うとする著者の同時代評は、かの『ブリュメール18日』を想起させる。

☆試し読みできます→ https://yondemill.jp/contents/28260?view=1


●《全3巻完結》知って、作って、動かすと、アニメはもっと楽しくなる
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『マンガで探検! アニメーションのひみつ3 ゾートロープをつくろう』
大塚康生[監修] 叶 精二[編著] 田川聡一[漫画]
わたなべさちよ・和田敏克・大塚康生[ゾートロープ画]
2,800円(税別)
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人間が絵を動かそうとしてきた歴史、動いて見えるしくみをマンガと手づくり
工作で学ぶ全3巻シリーズ。アニメーターたちによるお手本や自分で描いた絵
を動かす体験で、アニメーションへの理解が深まり、楽しみ方が広がる。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b307554.html

☆アニメーション映画監督 片渕須直(『この世界の片隅に』)推薦☆
「アニメーションはなぜ動いて見えるのか」というのは、専門に研究をしてい
る学者さんのあいだでも、真剣に考えなおしてみなければならないと思われて
いるむずかしいことなんです、実は。でも、絵に描いたものが動いて見えるの
は本当です。それを自分自身で体験してみようというのがこの本です。さあ、
やってみましょう。どんなふうに動いて見えるかな?

☆既刊☆
1 ソーマトロープをつくろう
2 フェナキスティスコープをつくろう


●特集=高齢者の暮らしと貧困問題
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『季刊 自治と分権』夏号 no. 68 1,000円(税別)
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●首長インタビュー 椎木巧山口県周防大島町長 ●高齢者のくらしと貧困問
題 座談会 浜岡政好(佛教大学)/小川栄二(立命館大学)ほか ●地方自
治制度70年 地方自治はいかされてきたのか 白藤博行(専修大学) ほか
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b308969.html


●特集=いま、外国語教育を考える
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『月刊 クレスコ』8月号 no.197 476円(税別)
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次期学習指導要領では、小学校中学年で外国語活動が始まり、高学年では教科
化される。中学校では英語による授業が基本となり、単語数が大幅に増える。
こうした外国語教育の問題と、本来の外国語教育がもつ可能性を考える。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b307555.html


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■話題の本
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★『茶色の朝』ふたたび火がついて26刷!★

6万部超のロングセラー『茶色の朝』ですが、とりわけ共謀罪(テロ等準備罪)
法の採決前後からあらためて注目が高まり、立てつづけの増刷で注文にお応え
している現状です。

「「茶色の朝」迎えないように――仏寓話、日本でも注目続く――「共謀罪」
法施行」(『朝日新聞』7月11日)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13031178.html?_requesturl=articles%2FDA3S13031178.html&rm=150

まだお読みでない方はぜひ!

◆フランク・パヴロフ[物語] 藤本一勇[訳] ヴィンセント・ギャロ[絵]
高橋哲哉[メッセージ]
『茶色の朝』1,000円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b51933.html


★凄惨な事件から1年。『生きたかった』★

相模原障害者殺傷事件から1年が経ちました。この事件が日本社会に何を問う
ているのかを提起した『生きたかった――相模原障害者殺傷事件が問いかける
もの』を、『図書新聞』(7月29日)が1面で取り上げてくださいました。

「根深い社会病理――形を変えて浸透しつつある「弱者排除」傾向への警鐘と
警告」(石渡和実さん)
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/shinbun_list.php?shinbunno=3313

本書も好評4刷。ぜひお手に取ってみてください。

◆藤井克徳・池上洋通・石川満・井上英夫[編]
『生きたかった――相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの』1,400円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b272919.html
☆試し読みできます→ https://yondemill.jp/contents/20630?view=1


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■イベント
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8月5日~7日に埼玉で開催される全国保育団体合同研究集会の会場で、8月
新刊『保育と憲法――個人の尊厳ってこれだ!』を先行販売いたします。

◆川口創・平松知子[著]
『保育と憲法――個人の尊厳ってこれだ!』1,500円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b308083.html

☆全国保育団体合同研究集会 in 埼玉
日時:8月5日(土)・6日(日)・7日(月)
会場:さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)、聖学院大学、獨
協大学、ウェスタ川越
詳細:http://www.hoiku-zenhoren.org/gouken/
※集会についてのお問い合わせは、主催者(実行委員会)にお願いいたします。
http://www.hoiku-zenhoren.org/

著者のお一人である平松知子さん(けやきの木保育園園長)が、5日の全体会
と6日の分科会で報告されます。保育・子育てに携わる皆様、ぜひご注目を。


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■連載 須藤遙子「愛妹通信――自衛隊広報レポート」第27回
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《本文紹介》
愛妹。自衛隊主催のイベントではありませんが、第56回静岡ホビーショーのこ
とを書きたいと思います。陸上自衛隊に配備される予定の最新装備品が展示さ
れるというので、新幹線で片道4時間以上もかけて行ってきました。
http://www.otsukishoten.co.jp/news/n20804.html


▼「愛妹(あいまい)」の由来については、以下をご覧ください。
http://www.otsukishoten.co.jp/news/n11595.html


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■編集後記
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イギリス労働党が総選挙のマニフェストに掲げた財源論が、翻訳されてウェブ
上にアップされていました(朴勝俊・松尾匡訳)。
https://economicpolicy.jp/2017/07/30/911/
富裕層・大企業への課税強化と、「低金利を活用した基金創設」(本質的には
公債増発、ひいては中銀引き受けに近い発想でしょう)で、教育・社会保障・
年金等とインフラ投資への政府支出を拡大するプラン。日本の野党共闘にもぜ
ひこれを真似してほしい。(Q)


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[発行]
株式会社 大月書店
〒113-0033 東京都文京区本郷2-27-16 2F
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Tel: 03-3813-4651 / Fax: 03-3813-4656
E-mail: info@otsukishoten.co.jp
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