【大月書店通信】第116号(2018/9/28)

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大月書店通信                       2018.9.28発行
Otsuki Shoten Publishers                    第116号
http://www.otsukishoten.co.jp/             (毎月1回発行)
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「大月書店通信」第116号をお届けいたします。

今年は「世界人権宣言」採択70周年。すべての人間に権利があり、それが平和
の基礎であると言い切ったこのとき以来、国際社会は、過ちや葛藤を重ねなが
らも、この目標に向けて歩みを進めてきたと思います。

世界大戦の衝撃から生まれたこの宣言を、日本国憲法の前文と読み比べたとき、
その類似性は明らかであるように思います。人間は人間であるかぎり、奴隷化
されてはならない。この普遍性への確信が、両者にははっきりと示されていま
す。読み返すたびに、この憲法のもとに生まれてラッキーだったと思わずには
いられません。

日本国民だけでなく、全世界の国民の平和的生存権を確認したこの憲法を読み
直さなければならないのは、何も安倍首相たちだけではないでしょう。国境の
外で、戦場や政治犯収容所で今まさに鳴り響いている叫び声に、本気で耳を傾
ける用意があるか。私たちは皆、これらの宣言文を、折にふれて読み返さなけ
ればならないと思います。

おおかたの予想に反して(?)、世論調査では、若い世代のほうが9条改憲に
後ろ向き、という結果が示されています。脱国境化の時代に生まれた若者たち
は、人権の普遍性をごく自然に受け入れており、国家主義的な改憲など御免こ
うむりたいと感じているのではないでしょうか。そうした人権感覚を励ましつ
づけることに、平和な社会への希望を見出したいと思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/kenpou70/yoron2017.html

9月の新刊は、『戦争なんか大きらい!――絵描きたちのメッセージ』。誰も
が知る絵本作家たちによる平和へのメッセージ画を、憲法の条文とともに一冊
にまとめました。子どもも大人もお手に取っていただき、憲法を読み直す機会
にしていただけたらと思います。


■INDEX----------------------------------------------------------
1【新刊案内】 『戦争なんか大きらい!』ほか9月の新刊
2【イベント】 10月~11月 出版記念イベント目白押し!
3【話題の本】 『右派はなぜ家族に介入したがるのか』
4【お知らせ】 「教科書・参考書目録(2019年度版)」PDF
5【編集後記】


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■新刊案内
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9月の新刊です。お近くの書店にてお求めください。


●61人の絵本作家が描く、61通りの平和の形
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『戦争なんか大きらい!――絵描きたちのメッセージ』
子どもの本・九条の会[著] 1,800円(税別)
……………………………………………………………………………………………
かこさとし、せなけいこ、和歌山静子ほか、誰もが知る絵本作家がそれぞれに
描いた平和へのメッセージを一冊に。憲法の条文とあわせて読むことで、イメ
ージがさらに広がります。子どもの本・九条の会の10周年を記念して出版。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b373072.html

☆試し読みできます→ https://www.yondemill.jp/contents/37006?view=1

【収録作家(50音順)】
相野谷由起、荒木慎司、あんびるやすこ、飯野和好、市居みか、伊藤秀男、い
とうひろし、いわむらかずお、うさ、おおくぼヒロアキ、尾崎曜子、おぼまこ
と、織茂恭子、かこさとし、かさいまり、かわかみ味智子、菊池日出夫、北見
葉胡、きむらゆういち、河野あさ子、小泉るみ子、ささめやゆき、佐竹美保、
篠崎三朗、篠原良隆、杉浦範茂、スギヤマカナヨ、せなけいこ、田島征三、田
島征彦、田畑精一、たるいしまこ、どいかや、中川純子、中沢正人、長野ヒデ
子、中村景児、夏目尚吾、西村繁男、はせがわかこ、長谷川知子、はせがわゆ
うじ、長谷川義史、浜田桂子、原ゆたか、はらだゆうこ、平田景、ひろかわさ
えこ、ふくだいわお、藤田ひおこ、藤本四郎、南塚直子、宮西達也、宮本えつ
よし、村上康成、安和子、やべみつのり、山田花菜、山本祐司、ゆーちみえこ、
和歌山静子


●教育学を学ぶ意味ってどこにあるんだろう?
……………………………………………………………………………………………
『わかる・役立つ 教育学入門』
植上一希・寺崎里水[編] 1,900円(税別)
……………………………………………………………………………………………
社会構造が変容し、ライフコース・キャリア形成も変わるなか、教育・学校の
ありようも大きく変化している。今、教育現場が直面するさまざまな問題に向
き合い、これから教育のあり方を考える、視界が広がる教育学入門。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b373074.html

☆シリーズ「大学生の学びをつくる」好評既刊
http://www.otsukishoten.co.jp/search/s8383.html


●《シリーズ刊行開始》スマホで農作業! おどろきの新技術を紹介
……………………………………………………………………………………………
『科学がひらくスマート農業・漁業 1 人工衛星とITで米づくり』
大谷隆二[監修] 小泉光久[著] 寺坂安里[絵] 2,600円(税別)
……………………………………………………………………………………………
人工衛星とITを使って自動運転の機械で田植えをし、ドローンでイネの刈り取
り時期を調べ、コンバインで稲刈りと脱穀を同時におこなう。籾摺りや精米も
コンピュータ制御の機械だ。実用化されつつある近未来の農業の姿を紹介。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b373076.html

☆続刊(2019年3月刊行予定)
2 野菜とフルーツを工場でつくる
3 肉とミルク、卵をつくる新技術
4 魚をそだてる海の牧場


●特集=教育はなぜ無償でなければならないか
……………………………………………………………………………………………
『月刊 クレスコ』10月号 no.211 476円(税別)
……………………………………………………………………………………………
日本政府は、国際公約した完全な教育無償化の計画をつくらず、国連への報告
期限さえ守っていない。安倍政権による「教育無償化」も、不完全で問題を抱
えている。実態をふまえ、本来あるべき無償教育を対置する特集。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b373077.html


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■イベント
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★『戦争なんか大きらい!』出版記念原画展&トークイベント開催!★

9月新刊『戦争なんか大きらい!――絵描きたちのメッセージ』の刊行を記念
して、神保町の子どもの本専門店「ブックハウスカフェ」にて原画展とトーク
イベントを開催します。
http://www.otsukishoten.co.jp/news/n26347.html

10月7日のイベントには、作家さんも多数ゲストとして登壇します! 連休中
に親子でぜひご来場ください。

☆出版記念原画展
10月5日(金)~11日(木)11時~18時 ※最終日は17時まで
会場:ブックハウスカフェ 2Fギャラリー(地下鉄 神保町駅A1出口 徒歩1分)
https://www.bookhousecafe.jp/shop/#access
入場無料

☆参加作家によるトークイベント
10月7日(日)15時~16時30分
参加費:3500円(書籍1冊つき)
作家ゲスト:荒木慎司、たるいしまこ、どいかや、はせがわかこ、長谷川知子、
浜田桂子、ひろかわさえこ、山田花菜、山本祐司
定員:50名(予約優先)
予約・お問い合わせ:ブックハウスカフェ TEL 03-6261-6177
詳細はブックハウスカフェのウェブサイトをご覧ください→ https://www.bookhousecafe.jp/


★『最低賃金1500円がつくる仕事と暮らし』出版記念イベント★

10月に刊行予定の『最低賃金1500円がつくる仕事と暮らし』。編著者たちによ
る公開研究会が下記のとおり開かれます。

☆東京
日時:11月17日(土)13時15分~16時45分
会場:貸会議室プラザ 八重洲北口5階2・3号室
https://www.ginza-renoir.co.jp/myspace/plaza/
報告者:後藤道夫、伍賀一道、木下武男、小越洋之助、戸室健作、栗原耕平、
中澤秀一
資料代:500円
事前申し込み不要

☆愛知
日時:11月18日(日)13時~17時
会場:名古屋大学アジア法交流館レクチャールーム1
http://cale.law.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
報告者:中澤秀一、後藤道夫、岡田知弘、エキタス東海・愛労連など
事前申し込み不要

主催:福祉国家構想研究会 https://www.fukushikokka.org/
※お問い合わせは主催者にお願いいたします。

◆後藤道夫・中澤秀一・木下武男・今野晴貴・福祉国家構想研究会[編]
『最低賃金1500円がつくる仕事と暮らし――「雇用崩壊」を乗り超える』2,000
円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b375688.html


★『「表現の自由」の明日へ』刊行記念トーク&ライブイベント★

歌う憲法学者・志田陽子さんの新著『「表現の自由」の明日へ―― 一人ひとり
のために、共存社会のために』を10月に刊行予定。刊行記念トーク&ライブイ
ベントを下記の日時におこないます。

日時:11月12日(月)夜
会場:阿佐ヶ谷ロフトA(東京都杉並区)
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/map.html
参加費などの詳細未定
・歌う憲法学者・志田陽子さんの生伴奏つきジャズライブ
・武井由紀子弁護士との対談

詳細が決まり次第、小社ウェブサイト、Facebook、Twitterなどでお知らせしま
す。
https://www.facebook.com/otsukishoten
http://twitter.com/otsukishoten

◆志田陽子[著]
『「表現の自由」の明日へ―― 一人ひとりのために、共存社会のために』1,700
円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b375685.html


★伊藤真・神原元・布施祐仁の3氏によるトークライブ!★

伊藤真・神原元・布施祐仁『9条の挑戦――非軍事中立戦略のリアリズム』を
11月に刊行する予定です。こちらも刊行記念イベントを企画中。詳細は追って
お知らせします。

日時:11月19日(月)夜
会場:LOFT 9 Shibuya(東京都渋谷区)
http://www.loft-prj.co.jp/loft9/
参加費などの詳細未定
伊藤真・神原元・布施祐仁の3氏によるトーク。ゲスト調整中

◆伊藤真・神原元・布施祐仁[著]
『9条の挑戦――非軍事中立戦略のリアリズム』1,600円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b377734.html


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■話題の本
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★『右派はなぜ家族に介入したがるのか』書評★

5月に刊行した『右派はなぜ家族に介入したがるのか――憲法24条と9条』が、
『朝日新聞』(9月8日付)で取り上げられました。評者は間宮陽介さんです。
https://book.asahi.com/article/11807225

「家族仲良くという道徳的規定は、いかにそれがいいことであっても、憲法に
書き込んではならない。なぜなら、書き込むだけでは実効性をもたないから、
国は関連法規を次々に新設し、家庭に対し、あるいは教育の現場で、介入の網
を広げていくだろう(〔同書〕所収の、打越さく良論文に具体例が示されてい
る)」

まだお読みでない方は、ぜひお手に取ってみてください。

◆中里見博・能川元一・打越さく良・立石直子・笹沼弘志・清末愛砂[著]
『右派はなぜ家族に介入したがるのか――憲法24条と9条』1,600円(税別)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b357416.html
☆試し読みできます→ https://www.yondemill.jp/contents/35035?view=1


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■お知らせ
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教科書採用をご検討の先生方のために、「教科書・参考書目録(2019年度版)」
(PDFファイル)をご用意させていただきました。
http://www.otsukishoten.co.jp/news/n16669.html

冊子版はまだ印刷中ですので、次号でお知らせいたします。


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■編集後記
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マイケル・イグナティエフ『火と灰』を読んで以来、カナダのリベラルな多文
化主義の伝統にずっと興味を持っています。なかなか学ぶ時間が取れないので
すが……。飲み会の幹事をおおせつかったので、カナダ料理の店を予約するこ
とから始めたいと思います。(Q)


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[発行]
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〒113-0033 東京都文京区本郷2-27-16 2F
http://www.otsukishoten.co.jp/
Tel: 03-3813-4651 / Fax: 03-3813-4656
E-mail: info@otsukishoten.co.jp
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